森の宮だより
Clinic Blog
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| ケミカルピーリングについて
化学物質(サリチル酸、グリコール酸など)を肌に塗布し、治療の目的に合わせた深さで皮膚を薄く剥離・除去、さらには肌の細胞に刺激を与えて新陳代謝を促進させることで、以下の効果を引き出す治療です。
①皮膚の再生化を促し、肌質の改善ならびに美白効果を目的としています。
→小じわ、シミ、そばかす、炎症後色素沈着を改善し、キメの整った透明感・ハリのある肌へ
②毛穴のつまりを改善
→ニキビの治療としても効果を期待
下の図のように、私たちの肌は一定の周期で基底層から角層へと生まれ変わり、角質とはって剥がれ落ちて行きます。この周期は年齢とともに伸び、20代で28日、30代では45日、50代では60日と言われています。このようにお肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が遅れることで、肌の中にメラニン色素が蓄積し、シミやくすみの原因となります。
また思春期頃には過剰な皮脂が皮膚表面を覆い、 毛穴が皮脂でふさがってしまったところへニキビ菌が炎症を起こすことで思春期ニキビが形成されます。一方20代以降の方では、ターンオーバーの延長により角層が溜まることで毛穴がふさがり、乾燥やストレス・ホルモンバランス・ニキビ菌の炎症などによる肌へのダメージが加わることで、大人ニキビができると言われています。
| 当院のケミカルピーリングの特徴
当院では患者様のお肌の状態に合わせ、ピーリング剤の種類や濃度、塗布する時間を調節しています。
そのため当クリニックでは、下記の2種類の薬剤によるピーリングに加え、プラスαとしてオプションコースもご用意しております。
①グリコール酸
国内で多く採用されているピーリング剤で、日本人の肌質にも合いやすいです。
皮膚の基底層にまで作用し、しっかりとしたピーリング効果を発揮します。頻度は2週間に1回が目安です。
②サリチル酸マクロゴール
グリコール酸と比べて刺激が少なく、頻度も月1回ですみます。またサリチル酸マクロゴールによるピーリングは天使のピーリングとも呼ばれており、刺激感がほとんどなく、赤みや痛み、乾燥が起こりにくいのが特徴です。人前に出る機会が多い方でも安心して治療を受けられます。
治療後は「皮膚の柔らかい感触」、「ぽちゃぽちゃした弾力性のある肌触り」を実感することが多いようです。
いずれも肌のコラーゲンの生成を活発にする作用もあり、繰り返すことで肌のキメが整い、透明感やハリのある肌に近づきます。
③オプションコース -イオン導入–
ケミカルピーリング後、古い角質がなくなったお肌に効率よく栄養素を届け、効果が得られます。
ビタミンC:ニキビ、ニキビ跡、アンチエイジング
トラネキサム酸:くすみ、肝斑
グリシルグリシン:毛穴の開きの改善
| 副作用・リスクについて
・乾燥・刺激感・浮腫・紅斑・水泡形成・びらん・潰瘍・鱗屑・痂皮・色調異常・
継続する紅斑や掻痒・一過性の痤瘡憎悪や毛孔拡大・毛細血管拡張など
| 費用について
6,380円
※詳しい料金はこちら→「料金表」
医療法人社団伸緑会 森の宮皮フ科クリニック(練馬区石神井公園駅徒歩30秒)
(旧 緑の森皮フ科クリニック)
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一般皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科・形成外科・アレルギー科
院長 大垣淳
TEL 03-3996-1112