緑の森皮フ科クリニック

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じんましん

|どんな症状?
蚊に刺された時のような、痒くて赤い膨らみが出現します。皮膚の中に存在する肥満細胞という細胞が、何らかの理由で刺激を受けると様々な物質を放出します。これらの物質は神経が刺激してかゆみを、血管が拡張して水分が漏れ出ることで赤みや膨らみを引き起こします。その中でも特に大切なのがヒスタミンで、多くの蕁麻疹はこのヒスタミンの作用を止めることで症状が治ります。

 

|じんましんの原因は?
肥満細胞を刺激する原因は、アレルギーによるものそうでないものがあります。また特定の物理的刺激により起こるものもあり、複数の原因が関与していることもあります。特定の食物、薬などを口にして起こるじんましんは多くはアレルギー性の仕組みで起こると考えられます。
また、栗や桃を食べて口が腫れたりじんましんが出る場合、ラテックス(天然ゴム)に対するアレルギーが原因のこともあります。逆にラテックスに対するアレルギーは、ゴム製品そのものに触れることだけではなく、手袋についている粉を吸い込むことでじんましんを起こしたり、桃や栗などの果物に対するアレルギーの原因となることがあります。
これらの原因は血液検査である程度アレルゲンを特定できることもあるのですが、食物、薬によるじんましんは不耐症と呼ばれるアレルギー以外の仕組みで起こることがあり、その場合は検査では原因を知ることはできず、これまでの経緯や状況を併せて判断する必要があります。
一方、特定の出来事と無関係に毎日のように出現するじんましんの多くは、直接的な原因を突き止めることができません。ただ発症1ヶ月以内のじんましんでは、風邪や胃腸炎などの感染症が背景となっていることが多いようです。1ヶ月以上繰り返している慢性じんましんでは、しばしば疲労やストレスで悪化し、内臓疾患と関連していることもありますが、その頻度は多くありません。

 

|じんましんは治るの?
じんましんにはいくつかの病型があります。どれくらい続くかは、じんましんの原因、病型、年齢により異なります。
アレルギー反応によるものでは、原因となる食物や薬を避けることができればその後症状が出ることはありません。また、乳幼児期に生じた鶏卵や小麦、牛乳などの食物に対するアレルギーの多くは、年齢により寛容を獲得し、ほとんどの場合は小学校に上がることまでには食べても症状は現れなくなります。しかし、小学校以降に生じたアレルギー、特にエビ、カニ、ソバ、ピーナッツなどに対する過敏性はなかなか無くなりません。その中でもソバ、ピーナッツ、それから最近増加しているラテックスアレルギーは特に症状が重篤なことが多いため、体質の改善をはかることよりも原因物質を避け続けることを優先します。
一方、明らかな誘引なく毎日のように症状が出没するもの(急性じんましん・慢性じんましん)は、人により大きな差はありますが、いつかは起こらなくなります。多くは発症後1ヶ月以内に治癒、つまり急性じんましんで終わりますが、1ヶ月以上経過したもの、つまり慢性じんましんは、その後も症状の出没が続くことがあります。
しかし、どんなに症状がひどい人でも発症後1-2年以内に症状のピークがあることが多く、それ以降は徐々に軽くなります。これらのじんましんは直接的な原因は不明ですが、疲労、ストレス、感染症、食物成分などが増悪因子となっている可能性があります。十分な睡眠時間やバランスの取れた食事、過労やストレスをコントロールすることで頑固なじんましんが出なくなることもあります。

 

|治療
蕁麻疹の治療は蕁麻疹診療ガイドラインに準じて、まずはヒスタミンの作用を抑える飲み薬から始め、症状に応じてアレルギー止めの飲み薬などを増量・併用していきます。薬を中止してからも症状が出ない状態を目指しますが、コントロールに難渋する場合、飲み薬を服用しながら症状を抑えていくこともあります。

 

 

 

 

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