森の宮だより
Clinic Blog
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|あせもはどうしてできる?
汗の出口が詰まってしまった状態を総称して、あせもと言います。大人とで子供とで、汗の分泌部の数は変わりません。しかし乳児期は発汗機能が十分に発達しておらず、かつ代謝が盛んであるため、発汗量は成人の2倍以上と言われています。その結果相対的に汗が詰まってしまうことであせもができます。
|どんな症状?
あせもにはかゆみのない透明なあせもと、赤くかゆみを伴ったあせもの2種類があります。かゆみを伴うものは掻いてしまうことで二次的に細菌感染を併発することもあります。
|治療
透明なあせもは自然に治りますが、かゆみを伴ったあせもはステロイドの塗り薬を使用し、空調の調節や涼しいところで過ごすなど汗を調整することも必要となります。細菌感染を併発している場合は抗生剤の飲み薬が必要となります。またシャワーや入浴で肌の清潔を保ち、汗をふさいでしまう原因となる皮膚の汚れを落とし、細菌による二次感染を減少させることにより、悪化を防ぎます。衣類に関しても乳幼児は夏場は大人よりも1枚少ないくらいが丁度良いでしょう。
医療法人社団伸緑会 森の宮皮フ科クリニック(練馬区石神井公園駅徒歩30秒)
(旧 緑の森皮フ科クリニック)
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一般皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科・形成外科・アレルギー科
院長 大垣淳
TEL 03−3996−1112
FAX 03−3996−1113