森の宮だより
Clinic Blog
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|どんな症状?
あせもや虫刺されの部位を掻いてしまい、キズを通じてからだじゅうどこにでも、赤みや水ぶくれ、かさぶた、ガサつきが急激に増えます。水ぶくれは容易に破れ、次々に周囲に「飛び火」していきます。細菌のもつ毒素が原因で、時に発熱、リンパ節の腫れ、喉の痛みを訴えるお子さんもいらっしゃいます。
|治療
治療は抗生剤の飲み薬となりますが、かゆみが強く広がることが多いため、合わせてかゆみ止めの飲み薬、塗り薬を併用することもあります。3日経っても改善しない場合、耐性菌が原因となっている可能性がありますので、抗生剤を変更することもあります。除菌には石鹸を用いて頻回(1日2−3回)のシャワーにより物理的に菌の数を減らすことが有効で、消毒はかえって傷の治りを悪くするため行う必要はありません。また他の部位への感染を防ぐために塗り薬を塗った後はガーゼなどで覆う、爪を短く切ることを勧めます。とびひは夏場に多く、感染のためプールに入ることが難しいので、早めの受診をしましょう。
医療法人社団伸緑会 森の宮皮フ科クリニック(練馬区石神井公園駅徒歩30秒)
(旧 緑の森皮フ科クリニック)
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一般皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科・形成外科・アレルギー科
院長 大垣淳
TEL 03−3996−1112
FAX 03−3996−1113