森の宮だより
Clinic Blog
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|どんな症状?
生後間もないお子様でお困りのことの1つに、乳児湿疹による肌荒れがあります。新生児では、体を包む表皮の厚みはサランラップよりも薄く、よだれや食べ物、排泄物、衣類などの刺激で容易に荒れてしまいます。また小さい頃は皮膚表面の酸性膜の形成が不十分であり、細菌感染を非常に受けやすい状態です。
|原因
乳児期は皮脂分泌が盛んと言われますが、入浴後はどんな時期でも肌は乾燥します。また生後3ヶ月をすぎると皮脂の分泌は低下し始め、このころから全身の乾燥肌が目立ち始めます。このように、お子様の肌は日齢・月齢に応じて大きく変化しますので、時期に合わせた適切な治療を行っていく必要があります。
|治療
皮膚が荒れたままでいると、そこからアレルゲンが入りこみ、アレルギー体質になってしまうという報告もあります。そのため当院では、小さいうちから「病気になりにくい肌」を作っていくことを目標としております。乳児湿疹の治療は石鹸やシャンプーを用いた適切な入浴と、塗り薬によるスキンケアを中心に行なっていきます。
緑の森皮フ科クリニック(練馬区石神井公園駅徒歩30秒)
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一般皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科・形成外科・アレルギー科
院長 大垣淳
TEL 03−3996−1112
FAX 03−3996−1113