森の宮だより
Clinic Blog
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|金属アレルギーの症状
強いステロイドの塗り薬を使用しても改善しない湿疹の原因として、金属アレルギーが隠れていることがあります。通常貴金属の触れている部位に一致して赤み、かゆみ、腫れや水ぶくれが出現することが多いです。一方湿疹の中でも、アトピー性皮膚炎、汗疱、掌蹠膿疱症、扁平苔癬など、金属アレルギーが原因となって発症する全身性の皮膚疾患も存在し、金属の接触部位に症状が出現するとは限りません。
|金属アレルギーの検査
診断に際して、当院ではパッチテストを行なっています。日本接触皮膚炎・皮膚アレルギー学会が推奨する代表的なアレルゲン(アレルギーの原因物質)を用いたパッチテストを行います。日常的に、あるいは仕事で何気無く使っている物質が原因とわかることもあり、原因不明の湿疹の原因検索の一つとして非常に有用な検査です。湿疹の中でも、アトピー性皮膚炎、汗疱、掌蹠膿疱症、扁平苔癬といった疾患では、金属アレルギー検査を積極的に行うことをお勧めします。
|歯科での治療、整形外科での手術、針脱毛の施術前に
歯科・整形外科で金属を用いる予定の方、脱毛で金属の針を使用する予定の方は、施術前に金属アレルギーをパッチテストで調べておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。
|ピアスをつけている方、またつけたい方に
チタン製ピアス以外を今後つける可能性のある方は、ピアスによる金属アレルギーの発症を防ぐため、あらかじめ金属アレルギーをパッチテストで調べておくことも選択肢です。またピアスを装着して耳がただれてしまう場合にも、パッチテストを検討した方が良いでしょう。
*当院で行うファーストピアスはチタン製であり、アレルギーの心配はほとんどありません。
医療法人社団伸緑会 森の宮皮フ科クリニック(練馬区石神井公園駅徒歩30秒)
(旧 緑の森皮フ科クリニック)
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一般皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科・形成外科・アレルギー科
院長 大垣淳
TEL 03−3996−1112
FAX 03−3996−1113