森の宮だより
Clinic Blog
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|症状と検査
手のひら、足の裏に水疱(水ぶくれ)、膿疱(うみ)を繰り返す疾患です。原因ははっきりわかっていませんが、扁桃腺炎、金属アレルギー、喫煙習慣が悪化因子として考えられており、これらのコントロールも必要です。一見するとあせも、あるいは水虫と似たような症状のこともありますので、水虫の検査も検討します。また金属アレルギーが疑われる場合には、アレルギー検査(金属パッチテスト)も検討します。
|治療
掌蹠膿疱症は多くの場合数年で自然に治ることが多いのですが、それまでは対症療法で症状をコントロールしていきます。喫煙が原因の場合、禁煙のみで治る方もいらっしゃいます。通常副腎皮質ステロイドの塗り薬とビタミンDの塗り薬を使用しますが、外来通院が可能であれば紫外線治療(ナローバンドUVB療法)を行うことも可能です。
|ナローバンドUVBによる紫外線治療
当院のナローバンドUVBによる紫外線治療では、1回数分の照射により、長年悩んでいた「かゆみ」が劇的に改善する方もいらっしゃいます。これらの治療はいずれも保険適応であり、比較的安価に施術ができますが、このことを知らない患者様もたくさんおられます。かゆみでお悩みの方は是非一度ご相談ください。
医療法人社団伸緑会 森の宮皮フ科クリニック(練馬区石神井公園駅徒歩30秒)
(旧 緑の森皮フ科クリニック)
保険診療はもちろん、できものの検査・手術や美容のご相談など、お気軽にお越しくださいませ。
ご予定がおわかりになる患者様はご予約(電話予約可)していただききますと、よりスムーズにご案内できます。
一般皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科・形成外科・アレルギー科
院長 大垣淳
TEL 03−3996−1112
FAX 03−3996−1113