森の宮だより
Clinic Blog
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お湯、油はね、ヘアイロンなどの熱いもの、あるいは極度に冷たいものでも、皮膚に触れることで障害が起こり、やけどを起こします。皮膚は下図のように3層に分けられ、障害された深さにより、4つの症状に分類されます。
<皮膚の模式図>
・1度熱傷
図の表皮にとどまっているやけどです。症状としては赤み、痛みが中心で、水ぶくれはできません。痛みの症状に比して症状は軽度であり、一過性の色素沈着を経て綺麗に治ります。
・浅在性2度熱傷
図の真皮の中でも、浅い層にとどまっているやけどです。症状としては赤み、痛みの他に水ぶくれができ、水ぶくれが破れると細菌感染を併発することもあります。
・深在性2度熱傷
浅在性2度熱傷よりも深い層まで及んだやけどです。皮膚の障害が強いため、かえって痛みも少なくなります。また傷の治りにも時間がかかり、瘢痕として傷跡が残ります。
・3度熱傷
皮膚の障害が真皮を超えて及んでいる状態です。症状としてはかなり重篤であり、専門の医療機関への受診を勧めることもあります。
医療法人社団伸緑会 森の宮皮フ科クリニック(練馬区石神井公園駅徒歩30秒)
(旧 緑の森皮フ科クリニック)
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一般皮膚科・美容皮膚科・小児皮膚科・形成外科・アレルギー科
院長 大垣淳
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