プラズマフェイシャル(NeoGen EVO)
プラズマフェイシャル(NeoGen EVO)
固体・液体・気体に次ぐ物質の第4の状態である「プラズマ」をお顔に照射する治療です。NeoGen EVO (ネオジェン エヴォ)によるプラズマ治療(プラズマフェイシャル)は、従来のレーザー治療や光治療とは全く異なり、肌の色に関係なく治療可能です。イオン化したプラズマが、ほかの物質と分子レベルで作用することで皮膚の生まれ変わり効果があり、ピーリング効果(肌のターンオーバーの促進)、皮脂分泌抑制、ニキビ菌の殺菌、肌のコラーゲン増生、老廃物のなどを除去をするなど、肌に様々な効果をもたらします。
当院でのプラズマ治療(プラズマフェイシャル)は、患者様からいただく以下のようなお悩みを解決するために考案された最新の治療です。
固体・液体・気体に次ぐ物質の第4の状態、それが「プラズマ」です。気体分子が陽イオンと電子に分かれ、非常に反応性の高い状態です。プラズマは、太陽コロナ、雷やオーロラなどの自然現象から、ネオンサイン・プラズマディスプレイ等、日常生活の様々な場面においても、身近な存在です。
第4の状態:プラズマ
自然現象にも見られるプラズマ
(左:太陽コロナ、中央:雷、右:オーロラ)
プラズマ治療では皮膚の生まれ変わり効果があり、下記の様々な効果を持っています。
プラズマ治療(プラズマフェイシャル)は従来のレーザーや光治療とは全く異なり、メラニン・ヘモグロビンなどの色に反応するものではないため、これまで色黒でレーザーや光治療を受けられなかった方でも施術を受けていただけます。
肌の表面(表皮)に関して
肌のターンオーバーを促進させ、停滞したメラニンを排出することで、くすみの改善や美白効果をもたらし、肌のキメを改善します。またニキビ菌などへの殺菌作用、抗炎症効果に優れており、ニキビ治療にも効果が期待できます。
肌の深い部分(真皮)に関して
コラーゲンを作る繊維芽細胞増殖因子へ作用することでコラーゲンの生成を促します。さらにプラズマの熱作用により線維芽細胞に刺激が加わることでもコラーゲンが生成されます。この2つの作用によって小ジワ、毛穴の開き、肌の質感を改善させます。即効性もありますが、繰り返し行うことで肌のターンオーバー(生まれ変わり)が行われます。
毛穴の黒ずみに関して
施術によって皮脂が焼けるというよりかは、プラズマエネルギーによって不飽和脂肪酸が飽和脂肪酸に還元している可能性があると報告されています。。すると上記の毛穴の開きの改善とともに、毛穴の皮脂詰まりの改善が期待できます。
薬剤浸透性の亢進
プラズマが照射された肌は薬剤浸透性が上がり、治療後、サイトカインなどの肌再生成分を効率よく吸収することができます。プラズマ照射なしで単純に導入するよりも薬剤の浸透が高まるため、相乗効果が期待できます。
老廃物の除去
プラズマの状態は不安定なため、ほかの物質とくっつきやすい状態です。その性質により、皮膚表面の角質や老廃物がプラズマに吸着、気化することで除去されます。プラズマが老廃物を除去・気化し、肌をクリーニングしてくれます。
ニキビ痕の凹凸に関して
プラズマフェイシャルを高いエネルギー(ハイエナジー)で照射することで、治療回数がかかる深い毛穴やニキビ痕の凹凸に効果を表します。
(下記お悩みでも初めて施術を受けられる方は、まず低出力から治療を受けることを強くお勧めします。)
プラズマ照射後は、皮膚内への薬剤の浸透性が高まります。そのためプラズマ照射後にサイトカインや美容液などの美肌成分を効率的に導入させることが可能となります。国内ではプラズマを使用した美容医療機器が増加してきましたが、その中でNeoGen EVO (ネオジェン エヴォ)によるプラズマ治療(プラズマフェイシャル)は、唯一窒素プラズマを使用したプラズマ機器です。
エステや他の医療施設に導入されているプラズマ機器の多くは、大気中の空気をそのまま使用した空気プラズマで、大気中に放電させてプラズマを発生させています。実は空気プラズマのドラッグデリバリー効果はあまり高くありません。プラズマを発生させるための気体の種類によって効果が異なるのです。
前述の通り、プラズマが照射された肌は薬剤浸透性が上がり、治療後にサイトカインなどの肌再生成分を効率よく吸収することができます。前述のNeoGen EVO (ネオジェン エヴォ)によるプラズマ治療(プラズマフェイシャル)のもうひとつのメリットとなる薬剤の肌への浸透性から、ほかの治療と組み合わせて治療を受けることで、プラズマ照射なしで単純に導入するよりも薬剤の浸透が高まるため、相乗効果が期待できます。
ニキビ・毛穴
ビタミンC導入による美白効果、毛穴の収縮、皮脂の抑制、抗酸化作用が期待できます。
肝斑
トラネキサム酸導入による薬用効果で美白効果を高めます。
肌再生
サイトカインによる専用クリームを塗布します。
施術前にHydraFacial(ハイドラフェイシャル)やケミカルピーリングで皮脂のつまりを取り除くと、各種導入剤の効果が底上げされ、相乗効果が期待できます。
レーザーや光治療は、メラニン色素などのターゲットに反応すると熱が発生します。熱が皮膚に伝わると輪ゴムではじかれたような痛みを伴いますが、NeoGen EVO (ネオジェン エヴォ)によるプラズマ治療(プラズマフェイシャル)は痛みがほとんどないにもかかわらず、効果はレーザーや光治療と遜色ありません。施術ではノズルの先端から出るプラズマガスが皮膚にあたる瞬間、バチっと音がして光るため最初はびっくりするかもしれませんが、痛みや熱さはほとんどありません。瞬間的に肌は高温になりますが、ほんの一瞬のため熱さをほとんど感じません。ネオジェンPSRにはLow(ロウ)エナジーからHigh(ハイ)エナジーまでさまざまな出力設定があり、ハイエナジーで照射する場合は塗る麻酔で痛みを軽減するなど調整をします。
NeoGen EVO (ネオジェン エヴォ)によるプラズマ治療(プラズマフェイシャル)治療後はうっすら茶色くなることがある程度で絆創膏もいらず、治療後に肌が元の状態に戻るまでのダウンタイムが軽度です。レーザーや光治療は、メラニン色素やヘモグロビンといった色素に反応することでその効果を発揮しますが、日本人はどんなに色白の方でもメラニン色素があり、治療効果を高めるために強くレーザーをあてると、メラニン色素が少ないところでも、メラニン産生細胞が活性化し、かさぶたや色素沈着を起こすことがあります。
一方、NeoGen EVO (ネオジェン エヴォ)はターゲットに反応する治療ではないため、日焼けした肌や肌の色が濃い方など、肌の色に依存せずに治療することができ、まぶたにも照射することが可能です。窒素ガスプラズマは高いエネルギー状態ではあるものの、細かい電子による熱エネルギーだけが皮膚深くに届くため、レーザーなどより皮膚へのダメージが少ないこともメリットです。
鼻の毛穴:治療前
鼻の毛穴;治療後
ニキビ:治療前
ニキビ:治療後
男性症例1:治療前
男性症例1:治療後
頬の毛穴:治療前
頬の毛穴:治療後
※個々の患者様の状態などにより治療の結果は異なります。
当院のNeoGen EVO (ネオジェン エヴォ)によるプラズマ治療(プラズマフェイシャル)はこのような方にオススメです。
予約・お問い合わせ
基本的に予約制のため、受診の前にあらかじめ予約することをお勧めします。
来院・診察・カウンセリング
治療を受けてどうなりたいのかをお伺いします。医師が患者様の悩みと治療の目的を把握したうえで、肌状態やお顔の構造などを考慮し、あなたに合った治療計画が提示されます。
使用する機器とその特徴、メリット・デメリット、治療にかかる時間や費用、術後の経過、治療前後の注意点などをお伝えし、内容をご理解いただいた上で治療の同意書にサインをいただきます。
当院での治療は、NeoGen EVO (ネオジェン エヴォ)によるプラズマ治療(プラズマフェイシャル)の他に、HydraFacial(ハイドラフェイシャル)、ケミカルピーリング、ダーマペン、イオン導入など、様々な機器を多数揃えております。それぞれに得意な治療の種類がありますので、当院では施術の前に担当医がお肌の状態を診察した後、適切な治療法をご提案します。そのため場合によってはプラズマ治療(プラズマフェイシャル)以外の治療をこちらからご提案することもあります。
洗顔・メイク落とし
メイクをしている場合はクレンジングでしっかりとメイクを落とします。すっぴんの状態でも、洗顔して皮脂や汚れを落とした清潔な状態にします。
治療
保湿をした後、照射します。施術は15分~20分ほどです。ハイエナジーで照射の場合には、照射前に麻酔クリーム(施術30分前に塗布、無料)を塗布します。
治療後
専用の美容液・クリームを塗布します。薬剤浸透性が高い状態を利用して、各種導入治療を行うと相乗効果が得られます。単体で施術するよりオススメです。当日はメイクをしてお帰りいただけます。
施術後は肌が乾燥しやすくなるため保湿が必要です。処置後専用のクリームをお渡ししておりますので7-10日ほどお使いください。また、紫外線の影響を受けやすい状態となっています。必ず日焼け止めを使用してください。
色素沈着、色素脱失などの副作用が起こりにくいのが特徴ですが、照射直後はひりつき感・赤みが出ます。ひりつき感は当日~翌日程度、赤みは数日以内に治ります。またハイエナジー照射は高出力で照射するため、照射の強さによっては赤みが茶色くなり皮むけ(ブラウンチェンジ)が高確率で生じることがあります。ブラウンチェンジした場合は5日-1週間ほどで脱落します。
ひりつき・肌の乾燥・紅斑(赤み)痂皮(かさぶた):無理に剥がしたり、日焼けすると色素沈着の恐れがあります。
料金表よりご確認ください。
内容 | プラズマをお顔に照射します。 |
---|---|
処置時間 | 15-20分程度(診療時間を除きます。) |
治療頻度 | 3-4週間に1回、平均3回をお勧めしています。(重度の毛穴やニキビ痕は回数がかかります。) |
治療 | お顔全体を保湿した後、照射します。施術は15-20分ほどです。 |
治療後の通院 | 3-4週間に1回、平均3-6回をお勧めしています。 |
料金 | 10,000円〜45,000円 |
メイク | 施術前に一度落としていただきます。施術後すぐにお化粧してご帰宅いただけます。 |
痛み | ほとんどありません。ハイエナジーで照射の場合には、照射前に麻酔クリーム(施術30分前に塗布、無料)を塗布します。 |
日常生活 | 当日からシャワー・入浴可能(ただし熱湯は避けてください。)施術後は保湿ならびに日焼け止めを必ず使用してください。 |
術後の赤み・かさぶた | 赤みは数日程度。かさぶた(痂皮化)は5日-1週間程度。※個人差がございます。 |
施術の副作用・リスク | ひりつき・肌の乾燥・紅斑(赤み) |
痂皮(かさぶた) | 無理に剥がしたり、日焼けすると色素沈着の恐れがあります。 |
施術に注意が必要な方 |
大変恐れ入りますが、以下の方はNeoGen EVO (ネオジェン エヴォ)による「プラズマ治療(プラズマフェイシャル)」治療を受けることが出来ません。
|
施術内容部位により異なりますが、全顔で約15~20分程度です。洗顔からカウンセリング、施術とメイク等時間を含めて60分程度です。
痛みを感じない程度の強さで照射しますので、基本的に麻酔は行いません。照射直後は、ひりつく感じや赤みが出る場合があります。ハイエナジーで照射の場合には、照射前に麻酔クリーム(施術30分前に塗布、無料)を塗布します。
3-4週間に一度のペースで3~6回程度をお勧めしています。
lowエナジーでの照射の場合、ダウンタイム無しの治療が可能ですが、まれに照射数時間後から赤みが出て、翌日以降ブランチェンジといってお肌が薄茶色になり、薄いかさぶたができることがあります。その場合、5日-1週間で剥がれ落ちます。ダウンタイムと治療効果は調節できますので医師にご相談ください。
一度に様々な効果が期待できるのですが、特に毛穴、ニキビ・ニキビ痕、肝斑、小じわ、肌のザラつき・くすみの治療としておすすめです。また痛みの弱い方、レーザー治療で満足のいく結果を得られなかった方にもおすすめです。
妊娠している方、外傷のある部分には照射できません。大変恐れ入りますが、当院では安全性を第一に考え、該当する方の施術は行っておりませんので、あらかじめご了承ください。その他、肌が極端に弱い方や、施術に不安のある方も事前にご相談ください。
施術内容によっては同日受けていただくことも可能です。お気軽にご相談ください。
ダウンタイムはほとんどありません。まれに赤み・かさぶたができることがありますが、施術後メイクをしてお出かけも可能です。
TOP